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伊藤 野枝さんは自由恋愛の神様です。

伊藤 野枝さんは、今から94年前(1923年)に亡くなりました。28歳でした。


伊藤野枝



甘粕事件で大杉栄さんとともに殺害されたのです。

日本のフェミニストの先駆者で、無政府主義者で作家でした。堂々と不倫をし、結婚制度に異を唱え、中絶や貞操をテーマに評論や小説を書きました。

<伊藤野枝さんの生涯です>

福岡県で生まれました。7人兄妹の第3子(長女)。瓦職人の父は放蕩者でお金がなく、小2の頃に一時叔母の家に預けられました。

小学校を卒業して、地元の郵便局に勤めながら雑誌に詩を投稿しますが、東京に憧れ、東京の叔父(代準介)の元に行きます。

上京の翌年、上野高等女学校に1年飛び級で編入し、英語教師の辻潤さんと知り合います。

上野高女を卒業して実家に戻り、親の決めた相手と結婚したものの、8日後に上京して辻潤と同棲し、その後結婚します。

そして、青鞜社(平塚らいてう:「原始、女性は実に太陽であつた」)に通い、新しい女性(与謝野晶子さんや、岡本かの子さん)と知り合って刺激を受けます。

「吹けよ、あれよ、風よ、嵐よ」 by 伊藤野枝

その後、「青鞜」の編集・発行人となり、文芸雑誌から女性批評誌に変え、廃娼運動を偽善として批判しました。

その後、夫の辻潤さんと離れ、大杉栄さんと同棲します。大杉さんはアナキズムの中心人物でしたが、事実婚の妻の堀保子さんと、神近市子さん(東京日日新聞記者)という愛人もいたので、四角関係になりました。

市子さんは葉山の日蔭茶屋という旅館で大杉を刺して(「日蔭茶屋事件」)刑務所に入り、大杉さんは保子さんと別れたので、野枝さんは四角関係の勝者なりました。

市子さんは大杉さんのパトロンだったので大杉さんは困窮しました。「そんな事件もあり「青鞜」は廃刊となりました。

野枝さんは、5人の子供を産む一方で、大杉さんと「文明批評」「労働運動」を創刊し、「婦人労働者の覚醒」、「自由母権の方へ」を発表し、ウーマンリブの先駆者となります。

関東大震災で混乱する中、大杉栄さん、大杉さんの甥(橘宗一)とともに憲兵に連れ去られて虐殺されました(甘粕事件)。

彼女を「自由恋愛の神様」と慕う人々が、命日の9月16日に静岡市の沓谷霊園にある彼女の墓前に集います。




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ドクターサナギ

Author:ドクターサナギ
「あさなぎクリニック」心療内科・精神科・メンタルクリニックの医師です。反田克彦(そりた・かつひこ)と申します。クリニックは山梨県甲府市の蓬沢町にあります。国道20号(甲府バイパス)の近くで、石和や八代(笛吹市)や甲州市からも、大月や都留、南アルプス市や韮崎、北杜市からのアクセスも良好です。臨床心理士によるカウンセリング、うつ病の復職支援施設・リワークポルト、あさなぎカフェも併設されています。

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