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街中アートフェスティバル と 大学院

「街中アートフェスティバル」のようなイベントが自治体で企画されます。


国の補助金が自治体に下りて、それによって行われる事業です。

(自殺予防の予算が県に下りてきて、それが医師会に支給されて、自殺予防キャンペーンが展開されるなどもそうです)

良い面も多いですが、あえてマイナス面について考えてみます。

 ・補助金の使い道に紐がついているので自由が制限される。
 ・配分先は自治体職員の裁量に任される一方、その職員がその事業について詳しくない。
 ・単年度事業なので長期的な視野を持った活動ができない。
 ・そのためスタッフが育たない。
 ・人材は育てても継続的な雇用を生み出さない。

決定権がある人は定年間近な男性がほとんどです。ですが、育てる価値のあるのは若い人です(その半分は女性だし)。

育成された人が経済的に自立できるようにすることが本来の意味で育成することだと思います。

「俺の力で、補助金を分配してやるから大人しく言うことを聞け」と言われたと、しばしば耳にします。色々といちゃもんを付けて、結局お金は出さないことも少なくありません。

大学院も似ています。

箱モノとして沢山作られた大学院によって、大勢の研究者が養成される一方、その受け皿がありません。多数のオーバードクターが継続的な雇用を得られず、薄給に甘んじています。

これでは多額の借金を背負って専門知識を身につけるモチベーションは上がりません。

基礎的な科学技術や、新しい産業や、現代アートは目先の利益は生み出しませんが、その中から価値あるものが生み出され、その果実は国民全員が享受できます。

そういう視点で運営しなければならないと思います。


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ドクターサナギ

Author:ドクターサナギ
「あさなぎクリニック」心療内科・精神科・メンタルクリニックの医師です。反田克彦(そりた・かつひこ)と申します。クリニックは山梨県甲府市の蓬沢町にあります。国道20号(甲府バイパス)の近くで、石和や八代(笛吹市)や甲州市からも、大月や都留、南アルプス市や韮崎、北杜市からのアクセスも良好です。臨床心理士によるカウンセリング、うつ病の復職支援施設・リワークポルト、あさなぎカフェも併設されています。

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