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認知症と車の運転

来年(2017年)から認知症になると運転ができなくなります。


認知症・運転


その基準を巡って調整が進んでいます(警察と厚労省で話し合っているのでしょう)。

公共交通機関が整備されてない県では運転ができないと生活できません。

免許証の更新の際に、記憶障害の疑いがある場合には専門医などの診察が必要になります。

そんな患者さんが来た時に、個人的には認知症だと診断書は書くのには抵抗があります。医者は患者さんを監視する仕事じゃないですからね。

もちろん診察の結果、認知ならばご家族にご説明して、免許は返上した方がいいとお話ししますけれど。

覚せい剤中毒の方が来た場合でも、通報はしません。医者の役目は覚せい剤中毒を治療することです。医者が通報したら、誰も治療に来なくなるでしょう。そうしたら患者さんは地下に潜航するでしょう。

それに、厳密にいうならば、認知症でなかった場合には病気ではないので、保険診療はできません。自費でMRIその他の検査をすれば何万円にもなります。

もしも国が運転免許を強制的に取り上げるのなら、その費用は国が負担すべきだと思います。精神科の措置入院がそうであるように。

進行した認知症の患者さんは、免許がないことなんか忘れていますから、運転しちゃうんですけどね。

お年寄りと車の運転の問題を解決するのは、医療ではなく自動運転カーかもしれません。


<近畿大学の花田一志さんの講演をお聞きました。花田さんは、精神科画像診断の専門家です。認知症に関する最新の内容が聞けました>


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ドクターサナギ

Author:ドクターサナギ
「あさなぎクリニック」心療内科・精神科・メンタルクリニックの医師です。反田克彦(そりた・かつひこ)と申します。クリニックは山梨県甲府市の蓬沢町にあります。国道20号(甲府バイパス)の近くで、石和や八代(笛吹市)や甲州市からも、大月や都留、南アルプス市や韮崎、北杜市からのアクセスも良好です。臨床心理士によるカウンセリング、うつ病の復職支援施設・リワークポルト、あさなぎカフェも併設されています。

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