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「侍ハードラー」為末大

陸上競技のトラックの真剣勝負は4年で3回しかありません。


為末大


オリンピックと、2年に1度の世界陸上の決勝です。それ以外は、勝負が見えた段階で流すからです。

為末大は400メートルハードルで2個のメダルを取りました。身長が高く、足の長い選手が有利な競技です。為末の身長はたった170センチです。

2005年8月ヘルシンキ。

4年ぶりの決勝です。エドモントンでは銅メダルを獲得しています。

6番目のタイムです。出場者を見ても、エドモントンの再現はないと誰もが思いました。為末本人も、ある幸運が重ならなければ無理だと。

その幸運とは、大雨と強風と7レーンからのスタートでした。

決勝の当日、雨脚が強まり、強風が吹き荒れました。スタート時間が何度も変更になりました。中止になるかもしれません。

「メダルを狙えるかもしれない」

若い選手の間に動揺が広がっています。無駄なウォームアップを繰り返す選手も。

為末はじっと待機していました。

スタートの轟音とともに為末は猛然とダッシュしました。前半で一気にリードを広げてライバルを焦らせる作戦です。逃げる自分の姿を見せるには7レーンが最適です。

為末は2台目のハードルまで全力で走り抜け、そこで減速しました。全力で漕いでいた自転車のペダルから足を離すように。

急に為末の背中が近づいた後続のランナーは、慌ててスピードを落としてバランスを崩しました。狙い通りです。

最期の直線をクレメントに並ばれかけた為末は、ゴールに向かって前のめりにダイビングしました。

48秒10。銅メダル。4位との差は0.08秒でした。

為末は400メートルハードルは日本人の気質に向いていると言います。苦しい練習に耐え、懸命に技術を磨き、技術や戦略を考え抜く。「武士道」(新渡戸稲造)の精神が生きる競技だと。


<足で地面を押す「プッシュ」よりも、足裏全体で地面をつかむ方が、日本人には向いているそうです。能や歌舞伎の足さばきのような>
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ドクターサナギ

Author:ドクターサナギ
「あさなぎクリニック」心療内科・精神科・メンタルクリニックの医師です。反田克彦(そりた・かつひこ)と申します。クリニックは山梨県甲府市の蓬沢町にあります。国道20号(甲府バイパス)の近くで、石和や八代(笛吹市)や甲州市からも、大月や都留、南アルプス市や韮崎、北杜市からのアクセスも良好です。臨床心理士によるカウンセリング、うつ病の復職支援施設・リワークポルト、あさなぎカフェも併設されています。

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