さなぎ日記:あさなぎクリニック心療内科のブログです。こころの健康、コミュニケーション、おいしいお店や、映画のことも。

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「貧しい日本」

「貧しい日本」 サムネイル画像
「貧しい日本」600万人の単身高齢者の半数が生活保護以下の水準で暮らし(生活保護受給者は70万人)、働く単身女性の3分の1以上が年収114万円未満で、とりわけ10代、20代の貧困が激増しています。生活保護を受ける人を「悪」だと考える人たちがいます。1972年に生まれた団塊ジュニアは、4年生大学卒業する時が1994年でした。バブルが崩壊し、就職氷河期でした。それ以降、それまで「戦後の日本型循環モデル」(by本田由紀)が崩壊...全文を表示
「貧しい日本」


600万人の単身高齢者の半数が生活保護以下の水準で暮らし(生活保護受給者は70万人)、

働く単身女性の3分の1以上が年収114万円未満で、

とりわけ10代、20代の貧困が激増しています。

生活保護を受ける人を「悪」だと考える人たちがいます。

1972年に生まれた団塊ジュニアは、4年生大学卒業する時が1994年でした。バブルが崩壊し、就職氷河期でした。

それ以降、それまで「戦後の日本型循環モデル」(by本田由紀)が崩壊していったのです。

「戦後日本型循環モデル」とは、

家庭→教育→仕事→家庭→・・・



安い教育費・教育意欲→新卒一括採用→終身雇用・年功型賃金→・・・

もっとも、このモデルにも問題がありました。良い会社に入ることだけを目的とした学校、お金を稼ぐためだけの仕事、良い学校に入ることに特化した家庭だったからですが、

社会全体が右肩上がりに成長し、1億総中流社会だったので、問題は隠蔽されていたのです。

90年代になり、このモデルが崩れ始めます。

教育費が高騰し、正社員に慣れず、安定した賃金が得られないので、家庭が持てません。

その結果、高齢者や、働く単身女性や、若者が社会から零れ落ちたのです。

にもかかわらず、政府は年金を下げ、生活保護の基準を厳しくし、教育への投資を減らしました。

その結果、社会は階層化しまし、いがみ合うようになり、

日本人は世界一自分の会社が嫌いで、自分に自信が持てず、将来に不安を覚える国民になりました。

日本人は、(悪い意味で)自己責任社会です。お金を稼げないのは個人の責任だ、と考える社会です。この考えは社会の分断を進めます。

この日本の大きな変化は、ある意味では当然だったのかもしれません。ですが政府の無策によって、その流れを押しとどめることはできず、むしろ加速させました。


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「貧しい日本」


600万人の単身高齢者の半数が生活保護以下の水準で暮らし(生活保護受給者は70万人)、

働く単身女性の3分の1以上が年収114万円未満で、

とりわけ10代、20代の貧困が激増しています。

生活保護を受ける人を「悪」だと考える人たちがいます。

1972年に生まれた団塊ジュニアは、4年生大学卒業する時が1994年でした。バブルが崩壊し、就職氷河期でした。

それ以降、それまで「戦後の日本型循環モデル」(by本田由紀)が崩壊していったのです。

「戦後日本型循環モデル」とは、

家庭→教育→仕事→家庭→・・・



安い教育費・教育意欲→新卒一括採用→終身雇用・年功型賃金→・・・

もっとも、このモデルにも問題がありました。良い会社に入ることだけを目的とした学校、お金を稼ぐためだけの仕事、良い学校に入ることに特化した家庭だったからですが、

社会全体が右肩上がりに成長し、1億総中流社会だったので、問題は隠蔽されていたのです。

90年代になり、このモデルが崩れ始めます。

教育費が高騰し、正社員に慣れず、安定した賃金が得られないので、家庭が持てません。

その結果、高齢者や、働く単身女性や、若者が社会から零れ落ちたのです。

にもかかわらず、政府は年金を下げ、生活保護の基準を厳しくし、教育への投資を減らしました。

その結果、社会は階層化しまし、いがみ合うようになり、

日本人は世界一自分の会社が嫌いで、自分に自信が持てず、将来に不安を覚える国民になりました。

日本人は、(悪い意味で)自己責任社会です。お金を稼げないのは個人の責任だ、と考える社会です。この考えは社会の分断を進めます。

この日本の大きな変化は、ある意味では当然だったのかもしれません。ですが政府の無策によって、その流れを押しとどめることはできず、むしろ加速させました。


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