さなぎ日記:あさなぎクリニック心療内科のブログです。こころの健康、コミュニケーション、おいしいお店や、映画のことも。

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医療保険について

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当然医療保険から支払われるべき(だと思う治療費が)理不尽にも支払われないケースが最近目に付きます。なので保険会社には性悪説で対応しています。それを前提に以下を読んでいただければと思います。少し分かり難いかもしれません。こんなことがありました。支払いを求める際には診断書が必要ですが、先日、保険会社に指示されたと言って「診断書の見本」を持参した方がいます。そこにはいくつかの項目が並んでいて、そのどれに...全文を表示
当然医療保険から支払われるべき(だと思う治療費が)


理不尽にも支払われないケースが最近目に付きます。なので保険会社には性悪説で対応しています。それを前提に以下を読んでいただければと思います。少し分かり難いかもしれません。

こんなことがありました。

支払いを求める際には診断書が必要ですが、

先日、保険会社に指示されたと言って「診断書の見本」を持参した方がいます。

そこにはいくつかの項目が並んでいて、そのどれに該当するかを主治医から聞いてくるようにとのことでした。そのどこかの項目に該当する場合には保険料は支払われないので、その場合には正式な診断書は不要になり、診断書の負担が不要になりますよ、

と説明されたとのことでした(この手のうまい話にはまず裏があります)。

他のクリニックではそうしているのだとのことでしたが、即座に口頭で判断することを拒否しました。なぜか?

僕が口頭で患者さんに伝えたことが理由で保険料を支払われなくなる可能性があるからです。何の証拠もなく(口頭ですからね)。

これって、悪く考えれば、どこに該当すると僕が伝えたとしても、支払わないことが可能ですよね(だって証拠がないんですから)。

で、保険会社が支払わない理由として、僕の判断を勝手に(無断かつ無償で)利用し、患者さんを納得させる権威付け(=主治医の判断によって支払われなくなったんですよ、と思わせる)に使うことが可能なわけです。

僕は無償で保険会社が得をするような判断を行い、それによって患者さんが損をする片棒を担ぐことになります。それは全く本意ではありません。

仮に、その後患者さんが、保険会社を民事訴訟で訴えようとしても、「この診断書のどこがいけないんだ」と言うための診断書がそもそも存在しないのです(口頭なので)。

また、

保険会社は僕の(口頭の)判断を勝手に変えることもできます(だって、証拠がないんだから)。

もちろん性善説に立てば、こんな風に考えなくてもいいんですけれど、

なぜ、こんなに意地悪く考えるかというと、これまでに何度もひどい目に遭っているからです。

保険会社によっては、ほぼ同様の長文(何ページにもわたる)の診断書を時間をおいて何回も出させて、その細部の不整合を理由に診断書の信憑を疑い、支払いを拒否したりしますからね。

通常、患者さんにお渡しする診断書は性善説でお書きします(ので、診断書の内容を提出先とすり合わせることもあります)が、保険会社に提出する診断書は、法廷で争われることを前提としてお書きします。

交通事故で怪我をして運転が怖くなって心療内科に通っている方に対して、必要がないのに不当に通院して保険会社に損害を与えている、と民事訴訟で損害賠償請求したケースもありました。

これっぽっちも悪くない被害者を詐欺師扱いして法廷に引きずり出すんですよ。その方は本当に怯えきっていました。

というようなことが本当に多いので。

その後、保険の会社の方がやってきました。時間と交通費と人件費(患者さんが支払う診断書料より高いはずです)を支払って。おかしいですよね。


<これを考えた人は頭が良くて、とても悪ですね>

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当然医療保険から支払われるべき(だと思う治療費が)


理不尽にも支払われないケースが最近目に付きます。なので保険会社には性悪説で対応しています。それを前提に以下を読んでいただければと思います。少し分かり難いかもしれません。

こんなことがありました。

支払いを求める際には診断書が必要ですが、

先日、保険会社に指示されたと言って「診断書の見本」を持参した方がいます。

そこにはいくつかの項目が並んでいて、そのどれに該当するかを主治医から聞いてくるようにとのことでした。そのどこかの項目に該当する場合には保険料は支払われないので、その場合には正式な診断書は不要になり、診断書の負担が不要になりますよ、

と説明されたとのことでした(この手のうまい話にはまず裏があります)。

他のクリニックではそうしているのだとのことでしたが、即座に口頭で判断することを拒否しました。なぜか?

僕が口頭で患者さんに伝えたことが理由で保険料を支払われなくなる可能性があるからです。何の証拠もなく(口頭ですからね)。

これって、悪く考えれば、どこに該当すると僕が伝えたとしても、支払わないことが可能ですよね(だって証拠がないんですから)。

で、保険会社が支払わない理由として、僕の判断を勝手に(無断かつ無償で)利用し、患者さんを納得させる権威付け(=主治医の判断によって支払われなくなったんですよ、と思わせる)に使うことが可能なわけです。

僕は無償で保険会社が得をするような判断を行い、それによって患者さんが損をする片棒を担ぐことになります。それは全く本意ではありません。

仮に、その後患者さんが、保険会社を民事訴訟で訴えようとしても、「この診断書のどこがいけないんだ」と言うための診断書がそもそも存在しないのです(口頭なので)。

また、

保険会社は僕の(口頭の)判断を勝手に変えることもできます(だって、証拠がないんだから)。

もちろん性善説に立てば、こんな風に考えなくてもいいんですけれど、

なぜ、こんなに意地悪く考えるかというと、これまでに何度もひどい目に遭っているからです。

保険会社によっては、ほぼ同様の長文(何ページにもわたる)の診断書を時間をおいて何回も出させて、その細部の不整合を理由に診断書の信憑を疑い、支払いを拒否したりしますからね。

通常、患者さんにお渡しする診断書は性善説でお書きします(ので、診断書の内容を提出先とすり合わせることもあります)が、保険会社に提出する診断書は、法廷で争われることを前提としてお書きします。

交通事故で怪我をして運転が怖くなって心療内科に通っている方に対して、必要がないのに不当に通院して保険会社に損害を与えている、と民事訴訟で損害賠償請求したケースもありました。

これっぽっちも悪くない被害者を詐欺師扱いして法廷に引きずり出すんですよ。その方は本当に怯えきっていました。

というようなことが本当に多いので。

その後、保険の会社の方がやってきました。時間と交通費と人件費(患者さんが支払う診断書料より高いはずです)を支払って。おかしいですよね。


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