さなぎ日記:あさなぎクリニック心療内科のブログです。こころの健康、コミュニケーション、おいしいお店や、映画のことも。

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新型コロナは、「論理と共感」という精神科のテーマを、お茶の間に届けているのかも。

新型コロナは、「論理と共感」という精神科のテーマを、お茶の間に届けているのかも。 サムネイル画像
論理(ロジック)と共感はトレードオフです。精神科は、この論理と共感がせめぎ合う所です。「わかる、わかる」と安易に共感すると、とりあえず、溜まったガスは抜けるけれど、本質的な解決は棚上げされるかもしれません(もちろんこれだけで、良くなることもことも少なくないですが)。あさなぎクリニックの場合、主に「論理」担当が僕で、「共感」担当が心理士です(どちらかといえばですが)。共感とは、共同体の空気を読むこと...全文を表示
論理(ロジック)と共感はトレードオフです。


精神科は、この論理と共感がせめぎ合う所です。

「わかる、わかる」と安易に共感すると、とりあえず、溜まったガスは抜けるけれど、本質的な解決は棚上げされるかもしれません(もちろんこれだけで、良くなることもことも少なくないですが)。

あさなぎクリニックの場合、主に「論理」担当が僕で、「共感」担当が心理士です(どちらかといえばですが)。

共感とは、共同体の空気を読むことです。時に人は論理を無視して共同体のルールに従うことで生き延びてきました。

もちろん、論理を優先させることもあります。「目的のためには手段を択ばない」方法です。卓越した国家の指導者が、時にサイコパス的な資質を持つのはそれだからでしょう。

論理と共感のバランスが重要です。

過度な共感は危険をはらんでいます。

サードウェイブ」という実験があります。

厳しいルールをもうけると、「グループの一員」だという自覚を生み、規則に従うことが快感になり、

反対意見に対しては暴力的に振舞うようになります(自粛警察やマスク警察はその萌芽でしょう)。

集団のために個人を捨てさせる道は、ナチスへ、あるいは特攻隊へと通じています。

もちろん論理だけでゴリゴリ進めても、多くの人の理解は得られません。

新型コロナは、

論理と共感のせめぎ合いを可視化させているように思えます。

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論理(ロジック)と共感はトレードオフです。


精神科は、この論理と共感がせめぎ合う所です。

「わかる、わかる」と安易に共感すると、とりあえず、溜まったガスは抜けるけれど、本質的な解決は棚上げされるかもしれません(もちろんこれだけで、良くなることもことも少なくないですが)。

あさなぎクリニックの場合、主に「論理」担当が僕で、「共感」担当が心理士です(どちらかといえばですが)。

共感とは、共同体の空気を読むことです。時に人は論理を無視して共同体のルールに従うことで生き延びてきました。

もちろん、論理を優先させることもあります。「目的のためには手段を択ばない」方法です。卓越した国家の指導者が、時にサイコパス的な資質を持つのはそれだからでしょう。

論理と共感のバランスが重要です。

過度な共感は危険をはらんでいます。

サードウェイブ」という実験があります。

厳しいルールをもうけると、「グループの一員」だという自覚を生み、規則に従うことが快感になり、

反対意見に対しては暴力的に振舞うようになります(自粛警察やマスク警察はその萌芽でしょう)。

集団のために個人を捨てさせる道は、ナチスへ、あるいは特攻隊へと通じています。

もちろん論理だけでゴリゴリ進めても、多くの人の理解は得られません。

新型コロナは、

論理と共感のせめぎ合いを可視化させているように思えます。

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