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大学に行くべきか?

大学に行くべきか否かは、


大学に何を求めるかによると思います。

 ・「受験勉強を頑張る→良い大学に入る→良い会社に就職する→一生安泰」

を目的とする人の場合には、すでに目標は崩壊しています。

(この図式が現時点で唯一成立しているように見えるのは医学部だけです「病院と学校の目的」。この加熱した競争に参入する期待値は高くないでしょう)。

苦労してトーナメントを勝ち上がっても、賞金も金メダルありません。終身雇用も年功序列もありません(「リストラについて」)。

ということは、

良い大学に入る唯一の目的が、良い会社に入ることだった大部分の人にとって、大学は不要です。

(仮に必要でも)大学で学ぶ勉強の大半は自宅でも学べます。実習などがない人文系は特に。

インターネットがあるし、本はアマゾンが届けてくれます。学費(国立で年に約60万円)分あれば大量の知識が居ながらにして学べます(その方がずっと効率的です)。

大学が必要なければ大学受験が不要になります。

古文、漢文、世界史、日本史、数学、物理…などは学問を究めたい人が専門に研究すればいいですよね。

大学受験科目の大半は、大多数の日本人が社会生活を営む上でまるで必要がありません。

もっと役に立つものがあります(金融、法律、PC、第2外国語、パティシエ、起業、CAD、造園、統計、討論・・・)。
もちろん役に立たないものがあってもいいですが、不要なものを強要されるのは嫌ですよね。

大学受験という足枷がなくなると、高校時代の勉強はもっと自由になります。

・受験にしか役に立たない勉強をして、
・学金という名の多額の借金をして、
・役に立たない勉強をして(あるいは何もせずに)、
・有名大学を卒業して、
・有名企業に「正社員」として員就職しても、

正社員はなくなります(「働き方の未来2035」)。厚労省がそう言っているのですから。

ほんの一握りの「正社員」になっても、若い内は激安でこき使われ、ようやく給料が増える頃には希望退職という退職強要によって会社を追い出されます。間違いなく。もちろん組合なんかありません。社員は全員管理職なのですから。

役員以外は派遣の仕事あるいはアウトソーシングになるでしょう。

言いたいことは、

東京大学に行くような論理的推論力や記憶力のある若者は、受験勉強の代わりに、ニッチな分野に全力を注げば、余人をもって代えがたい能力を身につけられると思います。

もちろん他の分野の能力がある人もそうです。スポーツでも、料理でも、ワインづくりでも、金融でも…

生きていくのに必要な知識が。

今回は大学に限りましたが、事態はもっと深刻です。

以前書いたように「国民国家」はすでに終焉を迎えています。

国の重要な法案多くが国会決議を経ずに「省令」で作られます。国会にかけられたとしても強行採決されますが。すでに議会制民主主義は崩壊しています。

国家や政治の背後にあるのは、「資本」です。唯一資本の論理でこの世は動いています。リアルなのはお金の流れです。



・北朝鮮の軍事費は40億ドル、日本が400億ドル。アメリカは6000億ドルです。これを一家の家計にたとえて、

・北朝鮮は年収40万円、日本は年収400万円、アメリカは年収6000万円だとして、

・北朝鮮は生活保護以下、日本は一般サラリーマン、アメリカは富裕層です。

北朝鮮がアメリカと日本に喧嘩を売れるわけないですよね。もし戦争の口実をアメリカに与えたら、一瞬で国土は焦土と化すでしょう。イランのように。マスコミが危機を煽っているの軍事費を増やすためでしょう。本当に戦争が始まるなら、インサイダーで軍需産業株が上がるでしょう。


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承認印を押さないというパワハラ。

承認印を押さないというパワハラ



承認印


「俺がハンコを押さないとお前の案件は通らないんだぞ」と言って部下をいじめる上司は多いです。

いじめる方は簡単なんですよね。それに一見正しそうに見えます。

些細なミスを徹底的に責めます。無能な上司の典型です。余ほど暇なのでしょう。

幸いなことに、人から評価された経験は中学まででした。

評価される経験が乏しいので、評価するということに馴染みがありません。

そんなわけでいつも褒めてばかりいます。

「また始まった」と言われますが、それでいいと思っています。

だって、怒ってモチベーションが上がることってないですから。



集中力と分散力

集中力とは、


集中力と分散力



わき目も振らずに一心不乱に問題を解決する能力です。

分散力とは、

何かをやっている時でも、常に別の情報に気を配る能力です。関係なさそうに見える物同士の関連性を探るのに役立ちます。

いくら問題解決能力が高くても、インプットするデータが的外れなら役に立ちませんからね。

分散力と集中力の両方がある人が成功すると思います。

<太陽光を分散させると虹になり、虹を集中させると太陽光になります。同じものの別の形なんですよね>



易しいことと、難しいこと。

多くの人に知ってもらいたいなら、



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分かりやすい方がいい。

少なくても深く知って欲しいなら、ちょっと難しい方がいい。



論理的推論

論理的推論(logical reasoning)には、


論理的推論


演繹、帰納、アブダクション(仮説形成)があります。


演繹(deduction)とは、

Aという「前提条件」(precondition)があって、AならB という「規則」(rule)がある場合、Bという答えになる。その答え=「結論」(conclusion)を導き出すことです。

三段論法がその例です。

前提条件:僕は人である。
規則:人は死ぬ。
結論:僕は死ぬ

数学はこれですね。この「規則」が成立する世界の中では前提条件さえあれば、同じ結論になります。


帰納(Induction)とは、

「前提条件」と「結論」から「規則」を推論することです。

前提条件1:ウイスキーを飲む
規則:
結論:酔う

前提条件2:日本酒を飲む、前提条件3:ワインを飲む、前提条条件4:ウォッカを飲む
規則:
結論:酔う

この場合に、「アルコールを飲むと酔う」が規則になります。これは科学者の方法です。

この推論はいつも正しいわけではありません。論理の飛躍があるからです。たとえば、

別の人はここから「水を飲むと酔う」という結論が導くかもしれません。

また、

「記憶障害のある人の多くには老人斑(アミロイドβ)がある」という、前提と結果から、「アミロイドβによって記憶障害が引き起こされる」というのがアルツハイマー病のアミロイド仮説ですが、

アミロイドβをすべて除去しても記憶障害が進行するなら、このルールは間違っている可能性があります(よね)。

という風に、帰納には演繹とは別のセンスが必要ではないでしょうか。論理の飛躍を必要とするような。


アブダクション(abduction:仮説形成)は、

「結論」と「規則」から「前提条件」を推論することです。

「前提条件」:
「規則」:統合失調症の症状には幻聴と被害妄想がある
「結論」:Aさんには幻聴と被害妄想がある

医学的な鑑別診断はこれを用います。この場合にAさんは統合失調症という推論するのがアブダクションですが、ここにも大きな論理の飛躍があります。幻聴と被害妄想のある疾患には、認知症、解離性障害、せん妄、覚醒剤・・・・など様々なものがあるからです。

診断の精度を上げるには、規則(診断基準)の精度を上げること、結論(症状を細かく診る)ことが必要になります。


演繹には純粋に理系的な知性が必要で、アブダクションは文系寄りの知性が必要で、帰納はその中間ではないかと思います。

医学(精神医学などは特に)は受験では理系ですが、文系的な能力やコミュニケーション能力が必要だと思います。


プロフィール

ドクターサナギ

Author:ドクターサナギ
「あさなぎクリニック」心療内科・精神科・メンタルクリニックの医師です。反田克彦(そりた・かつひこ)と申します。クリニックは山梨県甲府市の蓬沢町にあります。国道20号(甲府バイパス)の近くで、石和や八代(笛吹市)や甲州市からも、大月や都留、南アルプス市や韮崎、北杜市からのアクセスも良好です。臨床心理士によるカウンセリング、うつ病の復職支援施設・リワークポルト、あさなぎカフェも併設されています。

本を読んだり、音楽を聴いたり、昔の映画を見るのが好きです。どうぞよろしく。

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