こころの健康、コミュニケーション、おいしいお店や、映画のことも 

グローバル化の流れが不可避ならば、新たな戦略が必要だと思います。

ユニクロの柳井会長は、


ニート


将来の年収は、100万円か1億円かだと言いました(「ユニクロ柳井会長に聞く」)。

以前はそれに対して批判的に記事を書きました。その気持ちには変わりはないのですが、グローバル化という大きな流れは不可避ではないかと思うようになりました。

今後代替可能な労働の単価は加速度的に下がるでしょう。世界中に求職者がいるのですから、ある人の給料を上げるより別の人を雇う方が人件費が抑えられると世界企業は考えるのは必然です。

AI(人工知能)によって職を失うホワイトカラーが大勢出てくるでしょう。必要なのはAIを使いこなす人材だけです。

誰でも出来る仕事をしていたら給料はほとんど上がらないと思います。

資本主義は寡占化します(「自由競争」)。それは資本の論理に内在する真理です。

これまで、寡占化に制限をかけるのは国家の役目でした。ところが国民国家の解体が進行し、

独占禁止法は実質的にはまるで機能しなくなり、

大きい企業が小さい企業を飲み込んでさらに強大になる、弱肉強食が顕著になっています。資本主義が最終段階に入ったんだと思います(モノポリーゲームの終盤です)。

一般人が、時価総額数10兆円のGoogle, Apple ,Facebookに勝つのは不可能です(「経済格差」)。

利益を上げた会社は、その利益を投資してさらに莫大な利益を上げます。

資産のない労働者は、会社に労働力を売って利益を上げるだけです。体は一つで、替わりがいる状況では給与が増えず、投資に回すことがはきません。

ギリギリの生活費しか稼げなければ、結婚も、趣味も、自己投資もできません。溜まったストレスを解消するすべがないと、仕事の意欲も、生きる気力も失われるでしょう。

マニュアルの徹底した仕事をいくらやってもスキルは身につきません。20年の経験があっても、2週間で新人が一通りの仕事ができるようになります。そういう仕事の給与は100万円均一になるでしょう。

どうすればいいか。

死に物狂いで頑張って社内で昇進する道もゼロではないでしょう。おそらく公務員にはその道が残されるでしょう。

それ以外の可能性は専門的な技術を持ったフリーランスです。自分の強みを収入に結び付ける道です。そのためには誰もついてこられない領域に技術レベルを上げることが必要です。その技術を企業に高く売る。これは、学校でコツコツ言われるままに勉強してきた人には難しいかもしれません。

(一般のフリーランスは不利な労働を押し付けられる、一人請負契約になります)

さらに重要なのは収益を上げる仕組みを作ることです。初期投資の少ない粗利の大きいビジネスを立ち上げ、それを半自動化して定期的に利益を上げる仕組みを作ることが重要です。

その利益を収益性資産に替える。これで有限な自分の体の使用を節約することができます。生活が何とかできるレベルを超えたら(=損益分岐点)を超えれば、あとは自由です。

利益を新たな事業の展開に回すのもよし、ニートになるのもよし。

<20歳を超えたばかりの女性と話していたら、将来の夢は裕福なニートだと言いました。「大人心」にはもったいないなあと思いましたが、最近の若者にとってそれはリアルな選択かもしれないと思ってこれを書きました。個人的には収益性資産に替えるより、新たな事業を展開したいですが・・・>


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認知度について

うつ病のリワークに関するアンケート調査を実施しました。



アンケート


アンケートは一定の基準で県内の事業所や官公庁に送付しました。アンケートへの回答率は18%ほどでした。

多くの方々はうつ病による休職や、復職支援について知りませんでした。

ということは、これから知名度を上げる余地がたくさん残されているということです。

知名度の高い企業(たとえば、マクドナルド)の売り上げが低迷している場合、事態は何倍も深刻です。大量の広告を打ってもこれ以上知名度を上げることは困難だからです。

知っているのに行かなくなった人たちの重い腰を上げるには、行ってみるべき新たな魅力が増えたことを伝えなければなりません。これは、単に知名度を上げるより何倍も難しいことでしょう。

ほとんどの人は知らないけれど、コアなファンがいて、それで経営が成り立っているという状態がベストです。そういうお店は宣伝をしません。認知度を上げるのはマイナス以外の何物でもないと知っているからです。

ということで、リワークに関して山梨県はまだブルーオーシャンです。

頑張ってリワークについて知っていただくことに価値があることがわかったのが、最大の収穫でした。

「働き方の未来2035 報告書」  by 厚生労働省・2016年8月

「働き方の未来2035 報告書」によれば、


「2035年の企業は、極端にいえば、ミッションや目的が明確なプロジェクトの塊(かたまり)となり、

多くの人は、プロジェクト期間内はその企業に所属するが、プロジェクトが終了するとともに、別の企業に所属するという形で、人が事業内容の変化に合わせて、柔軟に企業の内外を移動する形になっていく。

その結果、企業組織の内と外との垣根は曖昧になり、企業組織が人を抱え込む「正社員」のようなスタイルは変化を迫られる。

企業に所属する期間の長短や雇用保障の有無等によって「正社員」や「非正規社員」と区分することは意味を持たなくなる」

「技術革新によって働き方の「自律化」「多様化」「流動化」が進み、個人が企業や経営者と対等な契約を結び、自律的に活動できる社会になる」、

と主張しています。20年後には正社員はなくなると、政府が公言しているわけです。衝撃です。

中学生でも容易に想像ができることですが、労働者が大企業(たとえばトヨタ)やトヨタの社長(だれでしょう?)と対等な契約を結ぶことはできません。100%。

労使の力関係は「非対称」です。それを補完するのが労働組合です。厚労省は労働組合が嫌いなようです。

個人が大企業と契約を結ぶ際の代理になるのが派遣業ということなのでしょうか。マージン率は30%を超えます。搾取以外の何物でもありません。


<20年後に正社員がなくなるのですから、正社員として「逃げ切れる」人は現在50代の人の一部に過ぎないでしょう。このまま自民と政権が続くなら>


代表取締役 と CEO

代表取締役 と CEO



CEO2.png


この違いがよく分からなかったので調べてみました。

日本では会社のトップは代表取締役(代取)です。CEOという呼称はあくまでも社内的なものに過ぎません。

代取は、取締役会が決めます。日本の取締役会は経営のプロの集団です。

CEOはアメリカ型企業のトップです。

アメリカ型の企業は、オーナー(株主)の代理人が取締役会を作って、会社の方針の大枠を決めます。取締役会は経営のプロではありません。投資家集団です。

それなので、経営に長けた人を選んで実務を任せるわけです。そのトップがCEOです。

CEOは雇われ社長的な存在といえるでしょうか。アメリカの取締役会はオーナーに最大の利益をもたらすことを使命としているので、簡単にCEOを変えたり、利益が上がらなければ会社そのものを簡単に売却します。

もっとも日本の大企業にはそもそも本物のオーナーがいない会社が多いので、多くの代取は雇われ社長なのですが(戦後の財閥解体がその起源でしょう)が、雇い主がいないともいえます。オーナーがいる場合は、たいていオーナー兼社長で、アメリカのようにオーナーとCEOが分かれていません。

トップが変わると組織は変わります。CEOは簡単に変えられるので、世の中に速い変化についていくことができます。組織の生き残りには有利と言えるでしょう。ですが、それによって多くの社員が切り捨てられます。

グローバル経済になると、アメリカ的な企業が増えます。すでに日本が起源の大企業の多くが、そうなってきているように思います。その結果、配当金と社内留保と役員報酬は右肩上がりで、社員の給与だけが下がり続けています。

どちらが正しいという問題ではないのかもしれませんが、古き良き日本型の経営が懐かしく感じられます。


アデュカヌマブはどうなるか?  アデュカヌマブはエーザイが開発しているアルツハイマー病の治療薬です。

アデュカヌマブはどうなるか?


エーザイ株価
(エーザイの株価です)

アデュカヌマブはエーザイがバイオジェン社と共同開発しているアルツハイマー病の治療薬です。

現在開発の最終段階に入っています。

ところがエーザイの株価は下がり続けています。2017年3月31日現在、5764円です。

エーザイの株価は2016年11月18日がピークで、そこから急速に落ちています。これは、11月24日にイーライリリー社のソラネズマブの開発を断念したのとを発表したからです(社内ではソラネ・ショックと言われたそうです)。ソラネズマブはアデュカヌマブと類似した効き目を持つアルツハイマー病の治療薬でした。


イーライリリー

イーライリリー社の株は開発断念を発表した辺りで最低になり、その後は上昇しています(発表前から株価は下がり始めたのは、悪い雲行きが伝えられたからでしょう)。

ところがエーザイの株価はソラネ・ショック以降も下がり続けています。悪い予想があるということでしょうか。もちろん単なる想像です(何もエビデンスはありません)。

あれだけ綺麗にアミロイドβが除去されたのにあまり効かないとなると、アミロイド仮説(「アミロイドカスケード仮説」、「可溶性アミロイドβオリゴマ―仮説」)は間違いではないかという疑問が大きくなります。

そうだとすると、アルツハイマー病の治療は振出しに戻ることになります(これはかなりのショックです)。

アルツハイマー病の他の仮説としては、ミエリン仮説があります。


<アデュカヌマブの開発が万が一中止になると、人参養栄湯や抑肝散加陳皮半夏を販売している会社の株価が上がるのでしょうか、なーんて>


プロフィール

ドクターサナギ

Author:ドクターサナギ
「あさなぎクリニック」心療内科・精神科・メンタルクリニックの医師です。反田克彦(そりた・かつひこ)と申します。クリニックは山梨県甲府市の蓬沢町にあります。国道20号(甲府バイパス)の近くで、石和や八代(笛吹市)や甲州市からも、大月や都留、南アルプス市や韮崎、北杜市からのアクセスも良好です。臨床心理士によるカウンセリング、うつ病の復職支援施設・リワークポルト、あさなぎカフェも併設されています。

本を読んだり、音楽を聴いたり、昔の映画を見るのが好きです。どうぞよろしく。

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