こころの健康、コミュニケーション、おいしいお店や、映画のことも 

「ADHDの過小診断とASDの過剰診断」 by 岩波明(昭和大学精神科・主任教授)

昭和大学の岩波さんのお話しを聞きました。


子供と大人のADHDはやっぱり同じではないかとのことでした。

ただし、小児科医と精神科医では見ている対象が違います。

大人になって精神科を訪れる方の多くは、子供の頃にスルーされています。行動面での問題が目立たないからです。

一方、小児科医が診るADHDの患者さんは、二次障害としての行動面で問題が出ている方です。

ですがこの両者の本質は変わらないのではないか。

また、一般に小児科医から受け継いだ発達障害の方が重症に見えるのは、知的障碍を含んだ方が多いからではないか。

でも本当はどうなのかははっきりしません。

子供の頃にADHDと診断される人は、治療などによって衝動をコントロールする方法を身につけるので、病気がマスクされることもあるかもしれません。

岩波さんのお話しで一番目から鱗だったのは、

ADHDは過小診断されており、ASDは過剰診断されている、ということでした。

対人コミュニケーションの問題があると、ASDと診断されることが多い(ASDの過剰診断)けれど、ASDには常同的強迫行動パターンが無ければなりません。

ADHDにもコミュニケーションの問題はあります。言葉の衝動性が高いADHDの場合などでは特に、その場の空気が読めないと判断されるでしょう。

講演の後の懇親の場で小児科医の方が「ADHDを過剰診断しているのではないかと思っていたが、そうではないことが分かった」とおっしゃっていました。まったく同意見でした。

大人の精神科医は、二次障害としての行動の障害のない(よりピュアな?)ADHDだけ診ており、

小児科医は、より雑多なものを含んだADHDを診ていると言えるかもしれません。

またADHDとASDの合併は多いけれど、その両者の重症度には相関はないそうです(by 岩波さん)。納得です。ADHDにはマイクロサイコーシスが起こることがある。ADHDのマインドワンダリングは創造性に通じているとの言葉も印象的でした。


<それでもやはり、子供で診断されるADHDとより純粋な、大人のADHDは質が違うのではないかと、個人的には感じています>
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一次情報とブログの価値

ブログの価値は、


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この利点は、断わっていながら、相手にもう一度誘わせる気にさせられることです。

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<お試しあれ>


「自閉スペクトラム症の感覚過敏」  by 内山登紀夫(よこはま発達クリニック)

内山登紀夫さんの講演を聞きました。


座長の尾崎紀夫さん(名古屋大学の精神科教授)は、内山さんの中高の同級生だったそうで、

「センセイとはちょっと呼びにくい」と、内山さんの紹介を始め、

「ウチヤマ、なんでそんなダサい、いやだらしない格好で来たんだ」と、

ノーネクタイで来た内山さんに突っ込みを入れました。

ASD(自閉スペクトラム)の人は感覚過敏があるので、ネクタイやタートルネックは苦手です。お二人の掛け合いはコテコテの漫才のようでした。

内山さんは、ご自身がASDであることを、幼馴染の尾崎さんを通じて聴衆にカミングアウトしたのでしょう。

内山さんの講演を聞くのは2度目です。初回も内山さんはASDであることを隠していませんでしたが、今回は積極的に喧伝?していました。

内山さんは字が汚なかったそうです。

小学校の担任から、「字はその人を表す」と言われ、言葉を文字通りに受け取る内山さんはひどく傷つきました。今も文字は汚いので、ASDは治らないといいます。

「ASDにかかっているのではなく、ASDなんだ」という言葉が印象的でした。

罹るものなら病気なので治せますが、ASDであることはその人にとっての本質なので治すものではないと。

内山さんは5分時間を残して講演時間を終えました。質疑応答の時間を残すために。

それに対して尾崎さんは、

「ウチヤマー、社会性が出て来たな」と言い、「服がダサい」と言われて傷ついた内山さんに自尊感情を取り戻させました。

内山さんは、この会場に50人は発達障害の人がいるだろう、知っているだけで10人はいるからとおっしゃっていました。

発達障害の専門家に占める当事者の割合は高いです。

以上は、ご講演のごく一部、些末な部分です。ご容赦ください。


<実は内山さんは、大学のアラウンド同級生なので、こんなことを書いても許してもらえるでしょう。「第1回日本うつ病リワーク協会年次大会 at 福島」にて>


A16 Tokyo  丸の内ブリックスクエア

A16tokyo s


カリフォルニアから来たイタリアンです。

若いカップルのデートにぴったり。美術館に寄った後にでもどうぞ。

グレコのカジュアルな白ワインを飲みつつ、ナポリピザでもつまみましょう。




プロフィール

ドクターサナギ

Author:ドクターサナギ
「あさなぎクリニック」心療内科・精神科・メンタルクリニックの医師です。反田克彦(そりた・かつひこ)と申します。クリニックは山梨県甲府市の蓬沢町にあります。国道20号(甲府バイパス)の近くで、石和や八代(笛吹市)や甲州市からも、大月や都留、南アルプス市や韮崎、北杜市からのアクセスも良好です。臨床心理士によるカウンセリング、うつ病の復職支援施設・リワークポルト、あさなぎカフェも併設されています。

本を読んだり、音楽を聴いたり、昔の映画を見るのが好きです。どうぞよろしく。

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